こんにちは!動画編集スクール「キッカケ」運営の、キッカケMEDIA編集部です。

「動画編集をフリーランスでやってみたいけど、実際の1日ってどんな感じなんだろう」。そんな疑問を持って、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。会社員のように決まった時間に出社するわけではないぶん、逆に「自分でちゃんと1日を回せるのか」が気になりますよね。

そこでこの記事では、動画編集フリーランスの1日のスケジュール例を3パターンご紹介しながら、時間の使い方を組み立てるときに意識したいポイントを整理していきます。

あくまで一般的な傾向として、働き方をイメージする材料にしていただければと思います。それではさっそく見ていきましょう!

結論:動画編集フリーランスの1日は「自分で設計するもの」

結論からお伝えすると、動画編集フリーランスには「これが正解」という決まった1日の過ごし方はありません。会社員のように就業時間が決まっているわけではなく、納期さえ守れば、いつ・どれくらい作業するかは自分で決められるのが最大の特徴です。

これは自由である一方、最初のうちは戸惑うポイントでもあります。「自由にしていい」と言われると、逆にどう過ごせばいいかわからなくなる方も少なくありません。

動画編集フリーランスの1日は「与えられるもの」ではなく「自分で組み立てるもの」。だからこそ、型を知っておくと動きやすくなります。

そこで次の章では、よくある3つのタイプに分けてスケジュール例をご紹介します。自分に近いパターンを見つけて、参考にしてみてください。

タイプ別・動画編集フリーランスの1日のスケジュール例

動画編集フリーランスといっても、ライフスタイルによって時間の使い方はさまざまです。ここでは代表的な3つのタイプをご紹介します。

タイプ1. 朝型でがっつり作業するタイプ

頭が冴えている午前中に、いちばん集中力が必要な作業を済ませてしまうスタイルです。編集作業に慣れてきた方や、1人で黙々と作業を進めたい方に向いています。

時間帯 過ごし方
6:30〜8:00 起床・朝食・メールとチャットの確認
8:00〜12:00 カット編集など、集中力が必要な作業
12:00〜13:00 昼食・休憩
13:00〜16:00 テロップ入れ・色調整など仕上げ作業
16:00〜17:00 納品・クライアントへの連絡・翌日の準備
17:00以降 基本的にオフ(プライベートの時間)

タイプ2. 家事・育児と両立するタイプ

子どもの生活リズムに合わせて、作業時間を細かく分割するスタイルです。まとまった時間が取りにくいぶん、「短い時間でも進められる仕組み」を作っておくことが重要になります。

時間帯 過ごし方
7:00〜9:00 子どもの送り出し・家事
9:00〜11:30 編集作業(1本のうち手のかかる工程を優先)
11:30〜15:00 子どものお迎え・家事・食事の支度
15:00〜17:00 メール返信・軽い作業・提案文の作成
21:00〜23:00 子どもの就寝後、残った編集作業を進める

このタイプの方は、日中の細切れ時間には「考えなくてもできる作業」を、夜のまとまった時間には「集中が必要な作業」を、というように作業の種類を時間帯に合わせて配置している方が多い印象です。

タイプ3. 独立したばかりで営業も兼ねるタイプ

会社員から独立して間もない時期は、編集作業だけでなく案件を獲得するための営業活動にも時間を使う必要があります。この時期は、作業時間と営業時間をきっちり分けて管理するのがポイントです。

時間帯 過ごし方
9:00〜10:00 クラウドソーシングサイトのチェック・提案文の作成
10:00〜13:00 受注済み案件の編集作業
13:00〜14:00 昼食・休憩
14:00〜17:00 編集作業の続き・ポートフォリオの更新
17:00〜18:00 SNSでの発信・情報収集

※スケジュールはあくまで一例です。案件の量や納期、ライフスタイルによって大きく変わります。

ポイント

3つのタイプに共通しているのは、「作業する時間」と「それ以外の時間」の境界を、自分なりに決めているという点です。境界がないと、常に仕事のことが気になってしまい、かえって集中力もプライベートの満足度も下がってしまいます。

スケジュールを組むときに意識したい5つのポイント

自分に合ったスケジュールを作るために、意識しておきたいポイントを5つご紹介します。

ポイント1. 集中力が必要な作業を「決まった時間」に固定する

カット編集や構成の検討など、頭を使う作業は、1日の中で集中力が高い時間帯にあらかじめ固定しておくのがおすすめです。「今日はいつやろうか」と毎回考えること自体が、意外と時間と気力を消耗します。

ポイント2. 「動かせない予定」から逆算する

納期、家族の予定、通院など、自分で動かせない予定を先にカレンダーに入れてしまいましょう。そのうえで空いている時間に作業を割り振ると、無理のないスケジュールになります。

ポイント3. 1つのタスクにかける時間を決めておく

「終わるまでやる」ではなく、「この工程は1時間まで」のように時間を区切っておくと、だらだら作業を防げます。時間内に終わらなかった場合は翌日に回す、というルールにしておくのも効果的です。

ポイント4. 週に1回、翌週のスケジュールを見直す

案件の状況は週によって変わります。毎週決まった曜日・時間に「来週の作業予定」を組み直す習慣をつけておくと、直前になって慌てることが減ります。

ポイント5. 「仕事を終える合図」を自分で作る

オフィスに出社する仕事と違い、自宅作業には「退社」というわかりやすい区切りがありません。パソコンを閉じる、作業部屋の電気を消す、決まった時間にアラームを鳴らすなど、自分なりの「終わりの合図」を作っておくと、オンとオフの切り替えがしやすくなります。

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会社員時代といちばん違うのは「区切り」がないこと

スクールを運営していると、独立した卒業生から「思っていたのと違ったこと」として、よくこんな声を聞きます。それは、「働く時間の自由」よりも「区切りのなさ」のほうが最初は大変だった、というものです。

会社員時代は、出社・退社という物理的な区切りが、自然とオンとオフを切り替えてくれていました。フリーランスになると、その区切りを自分で作らなければなりません。

これは慣れの部分も大きく、多くの方は数ヶ月ほど試行錯誤するうちに、自分に合ったリズムを見つけていきます。最初からうまくいかなくても、それは普通のことだと捉えておくと気持ちが楽になります。

収入が不安定なときこそスケジュールを崩さない

案件が少ない時期は、つい不安になって生活リズムそのものが崩れてしまうことがあります。ですが、こういうときほど決まった時間に机に向かう習慣を保っておくことが大切です。

営業活動やポートフォリオの見直しなど、「今すぐ収入にならないけれど、後につながる作業」に時間を充てる。スケジュールという型があることで、不安な時期でも次の一歩を踏み出しやすくなります。

注意点

案件量や収入は、時期やクライアントの状況によって変動します。「必ず毎月安定して稼げる」というものではなく、収入が上下する前提でスケジュールや生活費の計画を立てておくことをおすすめします。

まとめ

最後に、要点を整理しますね。

スケジュールの正解は人それぞれですが、共通しているのは「なんとなく」ではなく「意図的に」時間を設計しているという点です。まずは自分の生活リズムを書き出すところから、始めてみてはいかがでしょうか。